黙示録の預言と色の話 その2
黙示録の預言と色の話 の続き
黙示録の中で象徴的に使われている色、火(赤)と海(青)と地(黄)と木(緑)はこの世を治める4つの勢力であるという解釈です。ちなみにこの色とエレメントの組み合わせの画像は私の環境では画像検索にかからなくなってしまいました。露骨(笑)。
この四元素については異教世界では木が風になったり、地が空気になったりとか五元素になってたりとちょくちょく変えてるところがありますが、黙示録では火と海と地と木です。風水では緑は「木の気」という説明がされてましたね~。
詳しくは世界の国旗をご覧ください。なお、勢力の入れ替わりがあっても国旗を変える口実がない場合、国章が変わるようです。
黙示録における地はイスラエル、海は異邦人だというのが通説ですが、イスラエルは黙示録12章1節で「太陽を着て、足の下に月を踏み、その頭に十二の星の冠をかぶっている女」として登場します。
地も女もイスラエルだとすると、その後の辻褄が合わなくなります。
もし地がイスラエルであるとすれば「地から上ってくる獣(偽預言者)」に全世界の宗教家が従うでしょうか?
しかもこれは患難時代の前半三年半でイスラエルに現れる「神の二人の証人」(黙示録11章)が世の人々を苦しめた直後です。そんな時にイスラエルから偽預言者が現れても、「また出やがった!」となるだけなはずです。
この通説は大いに疑問が残る解釈です。詳しくは冒頭に載せた以前の記事を読んでください。
この色の話を理解していないと、黙示録の患難時代の預言の一部は、目の前で成就しても気づかないということになります。これは聖書だけを見て黙示録を研究しててもとてもわからない情報なんじゃないかな~と思います。
当ブログではこの四つの勢力のかしらは黙示録7:1、9:15に登場する四人の御使い(堕天使)であると考えています。日本では四天王とか呼ばれてるみたいですね。第二の天の支配者かな?
見事に赤青黄緑の顔してますね。
黙示録7:1より
Rev 7:1 この後、わたしは四人の御使が地の四すみに立っているのを見た。彼らは地の四方の風をひき止めて、地にも海にもすべての木にも、吹きつけないようにしていた。
ここで象徴的に風と書かれているのはヘブル1:7によると御使いのことみたいです。
Heb 1:7 また、御使たちについては、「神は、御使たちを風とし、ご自分に仕える者たちを炎とされる」と言われているが、
この四人の御使いは多くの御使いを配下としており、大艱難時代の災害を行う者たちであると考えられます。
この四色の概念はギリシャ哲学の中にすでにあったみたいですね~。
四元素 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E5%85%83%E7%B4%A0
以下、まとめ
↓は各勢力の大体の特徴です
<赤 -基本対立- 青> 赤と青は激しく争ってます。東西冷戦の対立国です。青い方は貿易で富を稼ぎ海沿いを好みます。イメージとしては龍、フェニックスと 狼?
<黄> どちらにも付く イメージとしては狐、虎、鷲、黒色とセットで使われる事が多い やたら黄金を集めます。ハプスブルグ家、ロマノフ家など 19-20世紀に弱体化。
<緑>は現在イスラム教(特にスンニ派) 緑とくっつくところナシ(創世記16:11-12イシュマエル預言の成就か) イメージとしてはケンタウロス 最近伸びてる。
<オレンジ=赤+黄>(インドや仏教の色ですね。チベット仏教には黄帽派、紅帽派というのがあるそうです。)
<バープル=赤+青>(紫色の国旗の国は今のところないっぽいです。)
白色:三原色(赤緑青の光)が全部混ざると白です。(偽含む)メシア色かな?
グレート・ホワイト・ブラザーフッド とかいう団体があるとかないとか。
シリアではホワイトヘルメットというよくわからない組織が救護活動をしてるそうです。
黒は天の色(天地玄黄) 大黒天 空中(第一、第二の天)の権をもつ君(エペソ2:2)=サタン? かな~?
黄帽派 チベット仏教
http://www.y-history.net/appendix/wh0802-038.html
紅帽派 黄帽派 wikipediaの記事があったはずですが消えました!
こっからは歴史上の実例をあげていきます。
※あんまり古い時代になるとわけがわからないので主に近代史でいきます。
【ロシア編】
ロマノフ王朝の帝政ロシア(黄)は赤化革命によって倒され、ソビエト連邦(赤)が成立。
帝政ロシアのコサック騎兵は黄色い手袋をしてたそうです。
冷戦時代 社会主義圏(赤)と自由主義圏(青)の対立がありました。
スターリンはウクライナ共和国を徹底的に収奪し、ロシア化を図っていましたが、この理由はウクライナの国旗を見ればわかります。地と海です。
ウクライナ人民共和国1917-20年
ウクライナ人民共和国(ソビエト派)1917-18及びソビエトウクライナ共和国
↓こちらも参考に。
ホロドモール - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AD%E3%83%89%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AB
1991年12月にソ連(赤)は西側自由主義陣営(青)との経済戦争に破れ、ロシア共和国となりました。この時真っ赤だった国旗に青白い線が入りました。
ソ連崩壊後に創設された独立国家共同体(CIS)の旗は地と海色です。
ちなみにロシアの国章は相変わらずです。
ちなみに革命と言えば普通赤を想像しますが、黄色い革命もあるっぽいです。黄色革命と呼ばれるエドゥサ革命
エドゥサ革命 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%82%A5%E3%82%B5%E9%9D%A9%E5%91%BD
最近クリミア共和国とかできましたが、やっぱりロシア色になりました。
国旗
国章
今でも、欧州議会はロシアのメディアを嫌ってます。
ロシアメディアに対抗する欧州議会の決議案
https://jp.sputniknews.com/trend/EU_resolution/
【アメリカ編】
南北戦争では北軍は紺色の軍服を着ていましたね。これは火と海の戦いでした。
この戦いで北軍が勝利し、アメリカ合衆国は以後、青くなり、大日本帝国やナチスドイツ(赤)との戦争に突入します。
ナチスの旗~。
第二次世界大戦後、共産圏のスパイを狩る赤狩りがありました。
大統領選挙では赤と青に分かれて戦っています。
【イギリス編】
イギリスはイングランド、北アイルランドが(赤)、スコットランド(青)、ウェールズが赤い竜と緑です。
イングランドとスコットランドの対立を描いた映画「ブレイブハート」ではスコットランドの英雄ウィリアム・ウォレス役のメル・ギブソンは青いメークをして演じていましたね。海の勢力です。
ブレグジットでイギリスが青いEUから離脱を図っていて、スコットランドはそのイギリスから離脱を図っているのはこのためだと思われます。
北アイルランドでいつま経っても揉めているのも色が違うためだと考えられます。
アイルランド国旗
フォークランド紛争ではイギリスはアルゼンチンと戦いました。
アルゼンチン国旗
アルゼンチン軍はフランス製の兵器を使用していましたね。地と海です。フランス製の攻撃機シュペル・エダンタールが対艦ミサイルでイギリスの軍艦を撃沈して話題になってました。
今でもサッカーなんかでイギリスとアルゼンチンの対戦になると両国のファンが火花を散らしてます。
【フランス編】
フランスは現在ヨーロッパの盟主のようになっとりますね。赤い線が入ってますが第二次世界大戦後は概ね青いんじゃないですかね~?
フランスの旗
フランスの名門ブルボン家の紋章にフルール・ド・リスというのがありますが、フランスといえば私の中ではこの紋章なんですね~。この旗はいろんなところで見かけますね。最近のガンダムにもこの紋章が登場していました。
ブルボン家 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%9C%E3%83%B3%E5%AE%B6
ヨーロッパはいろんな色の国がいますが、EU(地と海)の旗の下に一つになろうとしています。地と海は仲が良く、火と木は仲が良いっぽいです。(もちろん例外もあり。)この対立は黙示録の記述にも辻褄があうんですね。(黙示録12:12)国連やNATOなどのカラーから察するに今一番力を持ってるのは海みたいですね。
EU旗
国連旗
NATO
Rev 12:12 それゆえに、天とその中に住む者たちよ、大いに喜べ。しかし、地と海よ、おまえたちはわざわいである。悪魔が、自分の時が短いのを知り、激しい怒りをもって、おまえたちのところに下ってきたからである」。
↓イスラムとヨーロッパはつまりこういう対立になってるわけです。
VS
この色の対立は創作の世界ではよく出てくる対立です。
例をあげていくと、有名な落ちものゲームぷよぷよ(旧ver.)の主人公アルル・ナジャは青白い服を着てカーバンクルという黄色い生き物を連れています。このライバルキャラはドラコケンタウロスという赤緑色キャラクターなんですね。
ゲーム業界はわかりやすいですね。セガと任天堂の競争もこれです。
マリオ&ルイージ ソニック&テイルス
火と木 VS 地と海ですね。
よく考えたらドラえもんとかもこのまんまですね~。最近は色変わってるみたいですが。
のび太(黄)+ドラえもん(青) vs ジャイアン(赤)+スネ夫(緑)
ガンダムなんかでもメジャーな作品では青白黄と赤緑が戦ってますね。
ピンクは何なんだと思う人もいるかもしれませんが、どうも白がメシア色のようなので青+白が獣の色であるように赤+白は龍の色なのでしょう。昔から紅白がめでたい色とされているのはそのせいですね。桃太郎の桃色も偶然ではないでしょう。
日本ではディズニーといえばミッキーマウスですが、スウェーデンではドナルドダックが大人気なんだそうです。ドナルドのメインカラーも青白黄ですね~。
クリスマスイブはドナルドダック、スウェーデンで国民的人気
http://www.afpbb.com/articles/-/2552554
ドナルドダック党というジョーク政党もあるそうです。
ドナルドダック党 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%80%E3%83%83%E3%82%AF%E5%85%9A
以前の記事で異教由来の天地玄黄という言葉を紹介しましたが、これって仏壇の色ですよね。アメリカではブラックフライデーセールとかいうのをやってますね。フライデーの語源は北欧神話のフリッグすなわちローマ神話のウェヌス(金星を司る女神)と同一視されている女神ですからそのまんま黒金ですね~。これはバットマンカラーでもありますが、秀吉時代の大阪城も同じカラーリングだったようですね~。ちなみに徳川の城は青白いです。秀吉さんは黄金の茶室を作らせたそうですね。
ちなみに織田信長の肖像画では彼は緑赤の裃(かみしも)を着ています。興味深い。
武田信玄なんかは風林火山という言葉を見るだけで火と木だったことがわかりますね。
武田の騎馬隊は赤備えで有名でした。
水戸黄門やら暴れん坊将軍を見る限り、徳川家は地と海の勢力だったとみていいでしょう。だから幕末には幕府方をフランスが支援し、薩長同盟をイギリスが支援したわけですね。
画像は松平健公式サイトより
画像はテレビ大阪より
時代劇の敵役、越後屋は火と木ですね。
黄色勢力はやたらと黄金を集めるようです。
ピョートル1世(帝政ロシア)の夏の離宮ペテルゴフ
同じくロマノフ朝の宮殿だった現エルミタージュ美術館も金ピカ宮殿です。
ハプスブルグ家の宮殿だったシェーンブルン宮殿もキラキラ宮殿です。
金キラキンの金閣で有名な室町幕府は明と貿易してました。
明の旗を見る感じたぶん地と海の勢力だったのでしょう。
もう貼りませんがバチカンは言わずもがなですね。
【三国志編】
※これは、当時の旗が残ってないので三国志関係の作品などから推察です。
太平道 黄 黄巾の乱 指導者であった長角は黄天の世を作ろうと画策していました。
<蒼天とは後漢王朝を意味し、黄天は「太平道」の信奉する神であった。彼らは「黄天」を象徴する黄色の頭巾を巻いて印としたので黄巾の乱という。>
魏 青と黄? 黄巾兵を傘下に組み入れた曹操 蒼天航路という漫画がありますね。
呉 赤 呉のカラーは赤でした 赤壁の戦い 越後屋呉服店など(時代劇の悪役)
蜀 緑 よくわかりませんが緑色のようです。
ちなみにここでも地と海vs火と木の対立がありました。太平道は魏に吸収され、呉と蜀は後半同盟を結んで魏と戦いました。
中国では現在、太平道を彷彿とさせる法輪功という宗教団体がすごい勢いで弾圧されていますが、彼らの使っている色を見てるとその理由がわかります。
さっきのウクライナと同じです。地と海です。
【近代中国編】
中国の内戦
1912年に清(黄)が倒れた後、中国は内戦になりました。
満州国 黄 関東軍の支援を受けていました
国旗
国章
共産党 赤 ソ連の支援を受けていました
党旗
国民党 青 ※中華民国の国旗は赤も入ってます アメリカの支援を受けていました
党旗
日本の関東軍(赤?黄?あるいは両方)は主に国民党(アメリカが支援)と戦いました。
<脱線>
この中国内戦の対立は黙示録9:17(第六のラッパ)の「火の色と青玉色と硫黄の色」の組み合わせ(火と海と地)と全く同じですね。その日には三つの勢力が手を結び、誰にも従わない緑色(イスラム諸国)と戦うでしょう。(黙示録9章)
ちょっと前までテレビで「アナと雪の女王」 のCMを全力でやってましたが、さっきのドナルドダックといいディズニーのこの色の使い分けは確信犯!?内容的にも「アナとエルサが仲良くなるべ」というだけの話!!火の色と青玉色と硫黄の色の連合です。。
画像はディズニー公式より
「火の色と青玉色と硫黄の色」VS 緑色 黙示録9:13-21ですね。
参考記事
第六のラッパと最後のジハード
http://thedayofthelord.hatenablog.com/entry/2016/09/29/005639
【日本史編】
幕末 幕府+フランス(青) と 薩長同盟+イギリス(赤) このころ南北戦争でアメリカの介入は不可能でした。幕府(青)降伏。ちなみに、薩摩で拝まれていた神はヒヌカン(火の神)です。↓鹿児島の火の神公園。
戊辰戦争での長州藩旗。
明治政府 赤 清(黄)、ロマノフ朝(黄)と戦争 ※この時はイギリス(赤)もフランス(青)も日本に軍艦を売りました。
第二次世界大戦 南北戦争で青くなったアメリカと戦争。
戦後日本 たぶん青
日本は西が赤くて東が青いっぽいですね。
【カンボジア編】
ころころ変わってるので大事なとこだけ抜粋
1942 - 1945 日本進駐時
↓日本軍敗退
1948 - 1970 カンボジア王国
↓王政廃止
1970 - 1975 クメール共和国(民主化)
↓赤化
1979 - 1989 カンプチア人民共和国(ポル・ポト派による共産化)
↓ベトナム軍による解放、UNTACの統治
1992 - 1993 カンボジア最高評議会(SNC)の暫定的な旗
現在 カンボジア王国
イスラムの国は大抵が赤と緑の国旗を使ってます。
以下、緑ギャラリー
最近できたモスクは緑色が多いです。
イスラム教徒の皆さんは緑色を神聖な色としています。
イラン海軍の潜水艦。
ハマスの皆さん。
アフリカ連合の旗だそうです。
パレスチナのハマスとファタハ、ヒズボラはあんまり仲良くないですが、色が違うからスポンサーが別なのでしょう。イスラエルの旗が青いのも「海」の一部として終わりの日の戦争に巻き込まれるためかもしれませんね。
ヒズボッラーのみなさん
ファタハの旗
世界企業グーグルさん
グーグルロゴ
グーグルクロームのロゴ
同じく世界企業マイクロソフト社。
ポケモンも。。。
オリンピックの五輪は海、地、天(第二の天、宇宙空間)、木、火ですね。
この解釈を踏まえて黙示録を読んでいくと、下のようになります。
前半3年半
・まず赤い馬が戦争を始めます。(黙示録6:3、エゼキエル38,39章)
・次に世界の四分の一を支配する青白い国が現れます。(黙示録6:8)
・赤青黄の胸当てをつけた軍隊が緑色(イスラム圏)を滅ぼします。(黙示録9章第六のラッパ、ダニエル書11:40、エゼキエル30章1-19)
後半3年半
・獣に全権力が集中し世界政府が誕生します。
・赤い竜が地と海を滅ぼします。(黙示録12章以降)
・最後に残った悪が再臨のキリストによって裁かれます。(黙示録16~19章、ハルマゲドン)
その後千年王国です。
国旗の色を決めてるのが誰かとかは興味ないですが、世の中を見ていくと何もかも黙示録の預言通りになってるということなんですね~。
悪魔が、人間を4つに分けて争わせていたから、21世紀になっても戦争がなくならなかったわけですね~。
これは残される人向けの記事になるんですかね~?
たぶんこんな話、私が書かなかったら誰も書かなかったでしょうね。一人でも多く救われる人が出ますように。こんだけ例を用意しても理解しない人は残念です!
これを見てる異教勢力のみなさん!あなた方の事は既に2000年も前に預言されています!この記事はあなたの救いのために書いたのだー!
マラナター。
参考記事
よくわかる中東情勢++
http://thedayofthelord.hatenablog.com/entry/2016/10/18/192652
Rev 7:3 「わたしたちの神の僕らの額に、わたしたちが印をおしてしまうまでは、地と海と木とをそこなってはならない」。
おしまい。