黙示録の預言と色の話
今回はヨタ話系かつ全記事を網羅していないとよくわからない超マニアック記事です。
ヨタ系ですが、黙示録の患難期の記述を理解する上で超重要な記事だと思います。
よくわかる中東情勢++
http://thedayofthelord.hatenablog.com/entry/2016/10/18/192652
や何やらの記事に書いてきましたが、この世界には4つの色を旗印にしている勢力があると考えています。この4色は世界中の国旗の色などに反映されているようです。
そして黙示録に出てくる色はこのそれぞれの勢力を表していると考えています。この4つの勢力は黙示録7章1節の4人の御使いを礼拝する人々です。
多神教や占い、風水やらゲームその他の創作の世界、異教的な教えに数多く出てくる概念として4つのエレメントというものがあります。
火・水・風または木・土などであらわされるあれですね。これら4つの精霊とされる者達こそがこの4人の御使いではないかと思われます。
そして、これに色を当てはめるとすると赤青緑黄色になるんですね。
以下のようなやつです。ファンタジー系の小説やゲームなんかにはよくでてきますね。占いでも使われているみたいです。ところどころ別の色が使われる場合もあります。
ここで言いたいのはもし地の色が黄であるとするならば、黙示録の象徴的なものだと考えられている記述の辻褄が合うんですね。
天地玄黄なんていう言葉もあるんですね。異教世界では地の色は黄色なんですね。
No.1239 【天地玄黄】 てんちげんこう|今日の四字熟語
http://fukushima-net.com/sites/meigen/1453
『易経』(占いの本です)に書かれている言葉で、天の色が玄(黒)で地の色が黄である、という意味だそうですが、これってバットマンやハプスブルグ家の旗と同じですよね。
ところで中東で暮らす人に地の色は黄色って言えばそうだねと納得すると思います。
Google先生に「地の色は?」と聞いてみてください。黄色と返ってくるはずです(笑)。(2017/02/25現在)
第一の獣は海から上がってきますね。海の色は何ですか?そう、青なんですね。
国連の旗は青いですね。復興したローマ帝国と考えられているEUの旗は青いですね。海、というのはこの色を表しているのでしょう。合衆国でも赤い州、青い州の対立なんて言いますが実際にそういうものがあるんでしょうね。
ってこれ前も書きましたね。まあいっか。
そう考えていくと黙示録のもう一つの獣、地から上がってくる獣は土=黄色い旗印から出てくるのではないかということです。
つまり黙示録においては
龍すなわちサタンの色が赤であり
海から上がってくる獣が青であり
地から上がってくる獣が黄であり、これらが現実世界の勢力の旗印と一致するということです。
ちなみに日本は龍みたいですね(笑)。
鳥居というのは大体が赤ですが、今の日本には青い鳥居も黄色い鳥居も緑の鳥居もあるんですね~。
赤と青については黙示録6章の封印の裁きでも登場してますね。
第2の封印の赤はエゼキエル38章に出てくるロシアなどの革命勢力、第4の封印の青白い馬は白い馬に乗る人(反キリスト)に率いられた青い旗(EU等)の勢力であると考えられます。
さらにこの色は黙示録9章17節にある人類の三分の一を滅ぼす軍隊の胸当ての色でもあります。三つの色の勢力が連合して残り(緑=イスラム教スンニ派)を倒すというわけですね。
そうなると赤・青・黄の連合した勢力が、終わりの時代の世界連邦というわけですね。
信号機は世界中どこへ行ってもこの色みたいですね。なぜですか!?
現在、この世で最も影響力を持っている黄色い旗の勢力といえば?バチカンですね。
ローマの教皇さんや正教会のトップの人々は白い服と金の飾りを好んで使っています。
面白いことに、バチカンの公式サイトへ行ってみると、土の色(黄土色)してるんですね。
そして、一般的な教会の黙示録の理解においては、海は異邦人、地というのはイスラエルだからイスラエルから偽預言者が出るのだと言われていますが、海についてはそうだな~って納得できますが、地については果たして世界中の人々が従う宗教指導者、偽預言者はイスラエルのラビから出るだろうか?と考えるとそれは難しいんじゃないかな~と思います。
一方で黄色い旗の親分であるローマ教皇さんは世的な教会を含む世界の人々から大人気で大絶賛を受けていますね。そしてカトリック教会はエキュメニカル運動の本体であり、実際に世界統一宗教を目指して動いてます。
カトリック教会こそが世の終わりの世界統一宗教を作る組織であると主張するプロテスタント諸派の牧師さんは結構いるんですが、これには聖書的な根拠がなかったんですね。しかし、地の色は黄色(地=黄色い旗の勢力)であるという解釈が加わると、問題なく理解できるわけです。
地から出てくる → 世の宗教勢力=黄色勢力から出てくる と解釈すれば現実世界で進行中の出来事と矛盾がなくなるんではないかと思います。
ところでトランプ大統領は赤い共和党から出てますがトランプタワーの色なんか見てるとイメージカラーとしてはどう見ても黄色ですよね。4つの勢力は利害が一致するとくっついたり離れたりしてるようです。なお、トランプ氏がこのことをわかってるのかどうかは不明!
トランプ氏は大統領就任直後に大統領執務室の深紅のカーテンを金色に変えちゃいましたよね?こんなことがわざわざ報道される意味を考えてください。
Donald Trump Brings Gold Curtains, Winston Churchill Bust to the Oval Office
http://abcnews.go.com/Politics/donald-trump-brings-gold-curtains-winston-churchill-bust/story?id=44948755
執務室のカーテンを金色に=トランプ大統領、チャーチルの像も
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017012300094&g=int
黙示録を読み進めていくと、大患難の半分が過ぎたところで、反キリストは龍から力を受けて全世界を支配する権威をもちます。面白い事に、創作の世界では、ルシファーのイメージカラーは紫色で表されるんですね。
紫という色は赤と青を混ぜた時にできる色です。
↓適当にぐぐったルシファーの一番目
何のゲームかわからないですが(C)SEGA
そして終わりの日のバビロン宗教勢力はこの龍と一体になった反キリストによって艱難期後半に潰されますが、これがバチカンの目指している世界宗教勢力=黄色勢力であると考えると、すっごくしっくりくるんですね。
まず第六のラッパで緑が消えて、次に黄色が潰れるわけですね。それで敵のいなくなった紫=ルシファー勢力が残ってイスラエルに最後の戦いを挑み、最後に再臨のキリストによって裁かれるというわけです。
ついでに色とか海とか地とかでてくる個所も載せときます。ちなみに黒と白の意味するところについてはよーわからんです。7章3節なんかも色を考慮に入れると興味深いこと書いてますね。ただ、文字通りに地や海を表してると思われる部分もあると思います。そういうのは省きました。
Rev 6:2 そして見ていると、見よ、白い馬が出てきた。……
Rev 6:4 すると今度は、赤い馬が出てきた。……
この、赤いという単語ですが、ギリシャ語では火のような赤を意味する単語が充てられています。新改訳では「火のように赤い馬」となっています。つまり火のエレメントの勢力ということですね。
Rev 6:5 ……そこで見ていると、見よ、黒い馬が出てきた。……
Rev 6:8 そこで見ていると、見よ、青白い馬が出てきた。……
Rev 7:3 「わたしたちの神の僕らの額に、わたしたちが印をおしてしまうまでは、地と海と木とをそこなってはならない」。
Rev 9:17 そして、まぼろしの中で、それらの馬とそれに乗っている者たちとを見ると、乗っている者たちは、火の色と青玉色と硫黄の色の胸当をつけていた。……
Rev 12:3 また、もう一つのしるしが天に現れた。見よ、大きな、赤い龍がいた。……
Rev 13:1 ……わたしはまた、一匹の獣が海から上って来るのを見た。……
Rev 13:11 わたしはまた、ほかの獣が地から上って来るのを見た。……
追記:黙示録17章では大淫婦バビロンが紫の衣を着て赤い獣にのって多くの水の上(=異邦人の群衆)にすわっていると描写されています。
Rev 17:3 御使は、わたしを御霊に感じたまま、荒野へ連れて行った。わたしは、そこでひとりの女が赤い獣に乗っているのを見た。
Rev 17:4 この女は紫と赤の衣をまとい、金と宝石と真珠とで身を飾り、憎むべきものと自分の姦淫の汚れとで満ちている金の杯を手に持ち、
Rev 17:5 その額には、一つの名がしるされていた。それは奥義であって、「大いなるバビロン、淫婦どもと地の憎むべきものらとの母」というのであった。
黄色は金と金の杯ぐらいしか出てこないですが女(宗教バビロン=黄色)が獣と龍の権威を着て(獣の勝利によって得たものを使って)贅沢に暮らすってことでしょう。実力(軍事力?)は獣の方にありますからこれに怒ってバビロンを倒してしまうということになるんでしょうね。それからなんでここで獣が赤くなってるのかについてははっきりしたことは言えませんが、この状況に至るまでに海の勢力もまた龍によって倒されるのかもしれません。ヨーロッパ人って聖書を知ってますからね。途中で気づく人もたくさん出るでしょう。黙示録7章3節には「地と海と木とをそこなってはならない」と書かれていますが、これは文字通りの意味であると共に、三つの色の勢力の滅びを示していると考えられます。黙示録12章12節(既に緑が滅んだあと)にもこうありますね。
Rev 12:12 それゆえに、天とその中に住む者たちよ、大いに喜べ。しかし、地と海よ、おまえたちはわざわいである。悪魔(龍です。)が、自分の時が短いのを知り、激しい怒りをもって、おまえたちのところに下ってきたからである」。
ここには黙示録7章3節にあった緑色=木についての記述がないんですね。この解釈では緑色は9章の第六のラッパで滅ぼされていますから辻褄が合いますね。さらに言うと黙示録7:3~12:12までにすべての木が滅ぼされた事を示す記述もないんですよね。この木は、木の色すなわち緑色を旗印としている勢力を表している可能性が大です。もっと言いますと、「地と海よ、おまえたちはわざわいである。」という表現から、これが地と海で表される人々の集団だということは明らかです。大地や海自体には命がないですから悪魔が来たからといってわざわいもへったくれもないでしょう。もしこの地と海というのが字義通り大地や海を表していたとしたら「地と海に悪魔が激しく怒りながら下ってきた。」みたいな書き方をされたでしょう。悪霊たちが、地は人がいるからともかくとして木とか海とかに用があるかというとそれも考えにくいですね。さらにもう一つ、一般的な解釈では黙示録に出てくる比ゆ的な「地」という言葉はイスラエルの家だとされていますが、ここ12章ではイスラエルの家は12章1節のしょっぱなから「太陽を着て、足の下に月を踏み、十二の星の冠をかぶっている女」で表現されているんですね。龍が追っかけていくのも「女」であって「地」ではないですね。黙示録における地という言葉が、イスラエルを表していないこともまた、明らかなんですね。もしこの部分(黙示録12:12)でイスラエルと異邦人を表現するならば地と海ではなく「女と海よ、おまえたちはわざわいである」と書かれるはずです。
もう一つ決定的なところが13章12節です。
Rev 13:12 そして、先の獣の持つすべての権力をその前で働かせた。また、地と地に住む人々に、致命的な傷がいやされた先の獣を拝ませた。
ここでは「『地』と『地に住む人々』に、……先の獣を拝ませた。」とあるんですね。字義通りに解釈すると大地が獣を礼拝したことになってわけがわからない事になりますね。本来獣を礼拝する立場になかった(自分たちの神々を持っていた)地の勢力の人々に龍から権威を受けた獣を礼拝させたと考えるのが妥当だと思われます。この指示を出しているのは「地から上ってきた獣」、すなわち偽預言者ですから、地の勢力の人々がこれにあっさり従うのは矛盾がないですよね。地の勢力以外の「地に住む人々」の方は大半は元々龍か獣を拝んでいたはずですから礼拝することには問題なし?ですね。この部分の地は字義通りの大地であってると思います。こう考えていくと黙示録に書かれている比ゆ的言葉としての地と海と木が、それぞれの色の勢力を表していることは間違いないと考えられます。
ダニエル書を注意深く読んでみると、反キリストを表す十の角を持つ獣から出てくるもう一本の角について二回出てきますが、どうもこの最後の一本は同じものではないようなんですね。7:8では小さい角と書かれていて、7:20の方は他より大きく見えたと書かれています。
Dan_7:8 わたしが、その角を注意して見ていると、その中に、また一つの小さい角が出てきたが、この小さい角のために、さきの角のうち三つがその根から抜け落ちた。見よ、この小さい角には、人の目のような目があり、また大きな事を語る口があった。
Dan_7:20 この獣の頭には、十の角があったが、そのほかに一つの角が出てきたので、この角のために、三つの角が抜け落ちた。この角には目があり、また大きな事を語る口があって、その形は、その同類のものよりも大きく見えた。
おそらく、この角は二回出てきて、三人の王が倒されるという出来事は2回起こるのではないかと思われます。海(獣)→火(龍)の政権交代でもあんのかもしれませんね。
この角がいっぱいで象徴される人物あるいは帝国については黙示録にも3回描写がでてきますが、それぞれに細かい差異があります。聖書は意味もなく同じことを繰り返す本ではないので重要な意味を持ってると思われます。が、もうこの辺はそれが成就するのを見るまでわからんかもしれませんね~。
Rev 12:3 また、もう一つのしるしが天に現れた。見よ、大きな、赤い龍がいた。それに七つの頭と十の角とがあり、その頭に七つの冠をかぶっていた。
Rev 13:1 (12:18) (そして、海の砂の上に立った。) わたしはまた、一匹の獣が海から上って来るのを見た。それには角が十本、頭が七つあり、それらの角には十の冠があって、頭には神を汚す名がついていた。
Rev 17:3 御使は、わたしを御霊に感じたまま、荒野へ連れて行った。わたしは、そこでひとりの女が赤い獣に乗っているのを見た。その獣は神を汚すかずかずの名でおおわれ、また、それに七つの頭と十の角とがあった。
というわけで最後に残るのは赤い勢力だけかもしれないですね。創作の世界にも赤と青の戦いを扱った作品てのが時々あるんですが、大抵最後は赤が勝つんですね。
例を挙げてみると映画:マトリックスの中で主人公ネオはモーフィアスに青い薬と赤い薬を見せられて赤い方を選びましたね。ナルニア国物語:ライオンと魔女の映画(これは原作は読んでないので著者の意図していたものかどうかは不明です。)では、魔女の軍勢は青、ライオンの軍勢は赤でした。BLOOD+というアニメ作品では赤と青の二人の吸血鬼の姉妹が争うんですが、最後に勝つのはやっぱり赤なんですね。この作品には知ってる人は知っている「赤い盾」という組織が登場します。意味深ですね~。たぶん探せばもっとあると思います。面白いですね。こりゃ完全にオタク向けの救いのメッセージですね(笑)。神様はオタクの救いも用意されてました(笑)。念のため言っときますがこれ、1900年以上前に書かれた本ですよ?いろんなものを見てきましたが、聖書を意識していると思われるメディア作品は非常に多いんですね。こういうの見てると、獣だけでなく、龍で象徴されるような人物が現れるんじゃないかな~と思います。サタンとしてはこれら作品の登場人物たちのように、人々に勢力ごとに分かれて争ってほしいんでしょうね。さあ、どうなんでしょうね~?
黙示録に出てくる色はかなり重要な意味を持っていたようです。
もちろんこれは間違いである可能性もあります。
興味ある方は世界地図を眺めてその変遷をたどってみてください。
どうも国旗以外のあらゆる旗もそうみたいですよ。
色の話は書き出すとキリがないぐらいあふれてる、裁きに入っちゃうんでこの辺で終わりにします。気になる人は勝手に調べてください。日本のサブカルにどっぷり浸かってた時間がこんなところで役に立つとは思いませんでした。
いつものように、信じる信じないは読者の皆様にお任せします。
まあもう間もなくその日がくれば全て明らかになるでしょう。マラナタ。
↓もっと詳しい話
Eph 6:12 わたしたちの戦いは、血肉に対するものではなく、もろもろの支配と、権威と、やみの世の主権者、また天上にいる悪の霊に対する戦いである。
おしまい。