終わりの日

誰も真面目に調べない終末論、聖書預言の考察

第六のラッパと最後のジハード

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Rev 9:13  第六の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、一つの声が、神のみまえにある金の祭壇の四つの角から出て、
Rev 9:14  ラッパを持っている第六の御使にこう呼びかけるのを、わたしは聞いた。「大ユウフラテ川のほとりにつながれている四人の御使を、解いてやれ」。
Rev 9:15  すると、その時、その日、その月、その年に備えておかれた四人の御使が、人間の三分の一を殺すために、解き放たれた。
Rev 9:16  騎兵隊の数は二億であった。わたしはその数を聞いた。
Rev 9:17  そして、まぼろしの中で、それらの馬とそれに乗っている者たちとを見ると、乗っている者たちは、火の色青玉色硫黄の色の胸当をつけていた。そして、それらの馬の頭はししの頭のようであって、その口から火と煙と硫黄とが、出ていた。
Rev 9:18  この三つの災害、すなわち、彼らの口から出て来る火と煙と硫黄とによって、人間の三分の一は殺されてしまった。
Rev 9:19  馬の力はその口と尾とにある。その尾はへびに似ていて、それに頭があり、その頭で人に害を加えるのである。



昨日の記事で黙示録全部終わった!なんて書きましたが全然終わってませんでした(笑)。神様の祝福に感謝。


今回は黙示録の第六のラッパの詳細と四人の御使い(堕天使です)についてです。

Rev_7:1  この後、わたしは四人の御使が地の四すみに立っているのを見た。彼らは地の四方の風をひき止めて、地にも海にもすべての木にも、吹きつけないようにしていた。

Rev_7:2  また、もうひとりの御使が、生ける神の印を持って、日の出る方から上って来るのを見た。彼は地と海とをそこなう権威を授かっている四人の御使にむかって、大声で叫んで言った、

Rev_9:14  ラッパを持っている第六の御使にこう呼びかけるのを、わたしは聞いた。「大ユウフラテ川のほとりにつながれている四人の御使を、解いてやれ」。

Rev_9:15  すると、その時、その日、その月、その年に備えておかれた四人の御使が、人間の三分の一を殺すために、解き放たれた。


今まで集めてきた様々な情報を総合的に判断したところは黙示録に出てくる四人の御使い、及びそれらの御使いを崇拝する地上の諸勢力を示していると考えられ、これらの色は国旗などに反映されています。
これを説明しようとすると、もう一つブログが必要になるので説明しません。(とかいいつつ下記に説明記事追加!)信じる信じないは読者の皆さんに任せます。

↓参考記事

よくわかる中東情勢++
http://thedayofthelord.hatenablog.com/entry/2016/10/18/192652

黙示録の預言と色の話 その2
http://thedayofthelord.hatenablog.com/entry/2017/04/15/194606
黙示録の預言と色の話
http://thedayofthelord.hatenablog.com/entry/2017/02/25/212647


黙示録のこの預言で見るべきは赤い馬なんかと同じくだったということです。
赤い色は戦争とか血を象徴しているのではなく赤い旗印の勢力(共産勢力など)を示していたということです。
テレビのリモコンを見てください。赤青黄緑のボタンがありますね?これは偶像崇拝者たちがあがめる黙示録に書かれた四人の御使い(堕天使)を示しているのです。
世界中で使われるテレビのリモコンのデザインは適当に決められたわけではないのです。

 

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戦争と国旗、国章の変遷を見ていけば、これらの四つの色の勢力が手を結んだり、敵対したりして陣取り合戦をやってたことがわかります。
ソ連(赤)が西側(主に青)との経済戦争に敗れて崩壊したあとロシア国旗に青色が入ったのはそういうわけだったのです。
イスラムでは緑色は神聖な色とされており、イスラム国家の国旗には大体緑が使われています。
なお、他勢力によって制圧された場合には三日月なんかをつかってイスラムを表しています。サウジアラビアの国旗はほぼ緑色カダフィ時代のリビアに至っては緑一色した。

緑色と結び付けられるアッラーと呼ばれる神は四人の御使いの一人を示しているんじゃないかということです。JD牧師(だったっけ?)も言ってましたが、イスラム教徒は月を神聖視していてアッラーは月神です。創造主とは別物なんですね。

国旗の色の少ない一枚岩の国ほど政治的に安定していて、色が多い国ほど縄張り争いによって国が荒れています。
アフリカの国旗を見ればなぜあの地域が荒れまくってるのかはわかると思います。
アフリカの国旗一覧
http://www.p-alpha.co.jp/flag/africa/afr_index.html

このように神がたくさんいると、だれが一番かで揉めて戦争が始まってしまうんですね。神はただお一人で十分です。



ここから第六のラッパを考察していくと、
まず、人類の三分の一を殺すという第六のラッパの2億の軍勢火の色青玉色硫黄の色、すなわち赤青黄の胸当てをつけています。はありません。
これはおそらく超人を含むであろう非ムスリムの軍勢です。
2億って数が信じがたいですが、イスラエルは最大で人口の10%を動員できますし、第二次世界大戦の時は日本軍も最大600万人を動員していました。全世界総動員すればいけそうです。

世界人口は現在73億人です。
2010年の統計では世界のキリスト教徒は約21億7千万人、イスラム教徒は約16億人

Mat_24:40  そのとき、ふたりの者が畑にいると、ひとりは取り去られ、ひとりは取り残されるであろう。

とあるように文字通りクリスチャンの半分が携挙(ラプチャー)によって取り去られると仮定すると11億引いて62億人になります。
しかし一度に11億も死者が出たらクリスチャンでなくてもその日がきたと気づくような気がしますが起こってみないとわからないですね。
現在イスラム教徒が超大雑把に17億と仮定すると、赤い馬、青白い馬の戦争とききんで51億人ぐらいまで減ったら人類の三分の一はイスラム教徒ということになりますね。
まあ戦争で死ぬのは両方の陣営ですから世界の三分の一がイスラム教徒という条件が整う必要もないかもですね。


つまり、第六のラッパによって世界の非ムスリムの軍隊()色を旗印とするイスラム勢力を破壊することを示しているということなのではないかという解釈です。
これによって第四の封印で世界の四分の一を手に入れた反キリストが如何にして全世界を手中に収めるのかが説明できます。


そして反キリストの国とイスラムとの闘いこそがおそらくダニエル書に書かれた終わりの日の北の国(反キリストの国と解釈できます)と南の国(イスラム勢力=緑)の戦いではないかと思われます。


Dan 11:40  終りの時になって、南の王と戦います。北の王は、戦車と騎兵と、多くの船をもって、つむじ風のように彼を攻め、国々にはいっていって、みなぎりあふれ、通り過ぎるでしょう。
Dan 11:41  彼はまた麗しい国にはいります。また彼によって、多くの者が滅ぼされます。しかし、エドム、モアブ、アンモンびとらのうちのおもな者は、彼の手から救われましょう。
Dan 11:42  彼は国々にその手を伸ばし、エジプトの地も免れません。
Dan 11:43  彼は金銀の財宝と、エジプトのすべての宝物を支配し、リビヤびと、エチオピヤびとは、彼のあとに従います。
Dan 11:44  しかし東と北からの知らせが彼を驚かし、彼は多くの人を滅ぼし絶やそうと、大いなる怒りをもって出て行きます。
Dan 11:45  彼は海と麗しい聖山との間に、天幕の宮殿を設けるでしょう。しかし、彼はついにその終りにいたり、彼を助ける者はないでしょう。

エドム、モアブ、アンモンの名前が出てますが、いずれも現ヨルダンの人々ですね。ヨルダンは攻撃対象外になるようです。

また、キリスト教国がまとまって一つの国になったらイスラム世界も一つにまとまろうとするのは容易に想像できます。
北の国が反キリストの国であるとすれば南の国とはイスラム統一国家であるというわけです。
つまり地図でみるとこんな感じです。(反キリストはこの時点で地の四分の一、ヨーロッパ、アメリカ、ロシアを支配しているはずです。この地図の根拠→黙示録第四の封印とEUとニュー・ワールド・オーダー

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イスラム国が作ってた地図と比較してみましょう。「終りの時になって、南の王は彼と戦います。」とあるように、先に手を出すのはイスラムの方だと考えられます。
彼らにはジハード思想がありますから。

 ダニエル書では戦車と騎兵と、多くの船をもって、つむじ風のように彼を攻め とあるように近代兵器が使われるみたいですね。まるでイラク戦争を彷彿とさせるような描写です。なので黙示録9:18,19の軍勢の乗る馬の口から出る火と煙と硫黄によって人々が殺されるというのは砲弾などの被害を示していると考えられます。超人を含む軍隊が、近代兵器を使って攻め込むわけですね。


南の王はだれだか全くわからないですが、彼にはアッラーが憑依するかもしれません。
下手すると例のイスラム国の真っ黒な地図が一時的にでも現実になるのかもしれませんね。

 

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いずれにしても、現在のイスラムと西側諸国の対立は平和的に解決するとは思えません。西側から世界政府のリーダーがでてきても、大人しく従うこともないでしょう。

以下のサイトによるとコーランに書かれた最後の時はローマ人との戦争なんですね。

 ISの指導者バクダディ氏の前の指導者、ザルカウイ氏の計画でも2016年~「全面対決」2020年「最終決戦」となってるそうです。

もし、今年エゼキエル38,39章戦争が始まるならぴったしですね。(始まりませんでした。もうしばらくかかりそうです。)

完全に予定通りみたいです。

げにおそろしや「イスラム教の終末論」 | mixiユーザー(id:16101102)の日記
http://open.mixi.jp/user/16101102/diary/1938208782

 

追記:ソース追加。文春新書から出ている池内 恵氏の「イスラーム国の衝撃」という本にこのザルカウイ氏の計画の話が書かれてました。

 

それから、まだイスラムが平和の宗教だと思ってる方はこちらをご覧ください。

List of Islamic Terror Attacks
https://www.thereligionofpeace.com/attacks/attacks.aspx?Yr=2016

 

ところで火の色青玉色硫黄の色の胸当ですが似たようなものは既にありました。

ほんの一例ですが以下は中国人民解放軍の八路軍のバッジか何かです。

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これあれですね。スーパーマンvsハルクですね。

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というわけでこれが終わった時点(最初の三年半)で世界人口は34~40億人ぐらいになって今の半分に減るということになるでしょう。
超どんぶり勘定ですが信じ難い数の人が亡くなることになりますね。艱難期のヤバさが具体的に実感できました。

という大胆な仮説でした。

間違ってる可能性はありますが、起こり得るシナリオだと思います。

 

追記)↓こちらも参考に

黙示録の預言と色の話
http://thedayofthelord.hatenablog.com/entry/2017/02/25/212647




Mat_10:34  地上に平和をもたらすために、わたしがきたと思うな。平和ではなく、つるぎを投げ込むためにきたのである。




おしまい。