終わりの日

誰も真面目に調べない終末論、聖書預言の考察

神の名「YHWH」の真実

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旧約聖書が書かれ始めた頃は聖書に神の名YHWHがそのまま書かれていました。
その後、十戒の一つに


Exo 20:7 あなたは、あなたの神、主の名を、みだりに唱えてはならない。主は、み名をみだりに唱えるものを、罰しないでは置かないであろう。

 

とあったため、ユダヤ人たちは罰を恐れて神の名を「主(アドナイ)」に置き換えてしまいした。この神の名YHWHは正確な読み方が今でもわからないために、ヤーウェーとかヤハウェとかエホバとか好き勝手に呼ばれています。
または省略して「ヤァ」と呼ぶ場合もあります。

 

しかし、聖書の研究が進んで、問題は読み方ではなかったことが判明しました。


イエス・キリストが十字架にかけられるとき、ピラトは罪状書きとして「ユダヤ人の王、ナザレのイエスという札を三カ国語で書いて十字架の上にかけさせました。
支配者の言語であるラテン語と、当時の公用語であったギリシャ語、そしてユダヤ人の言葉であるヘブライ語です。

 

ヨハネ19章
Joh 19:19 ピラトは罪状書きを書いて、十字架の上にかけさせた。それには「ユダヤ人の王、ナザレのイエス」と書いてあった。
Joh 19:20 イエスが十字架につけられた場所は都に近かったので、多くのユダヤ人がこの罪状書きを読んだ。それはヘブル、ローマ、ギリシヤの国語で書いてあった。
Joh 19:21 ユダヤ人の祭司長たちがピラトに言った、「『ユダヤ人の王』と書かずに、『この人はユダヤ人の王と自称していた』と書いてほしい」。
Joh 19:22 ピラトは答えた、「わたしが書いたことは、書いたままにしておけ」。

 

ユダヤ人の祭司長たちはなぜか罪状札の内容にこだわりました。なぜだったのでしょうか?そう、彼らは聖書に精通していて、ヘブライ語も完璧でした。彼らは気づいてしまったのです。


ユダヤ人の王、ナザレのイエス
JESUS OF NAZARETH THE KING OF THE JEWS.

日本語や英語で書いても何の変哲もありませんが、これをヘブライ語で書くと(ヘブライ語は右から左に読みます。)、

 

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なんと神の名であるYHWHが現れてしまうんですね。

※ちなみにVとWはヘブライ語では同じ文字で書かれます。

 

果たしてこれが偶然でしょうか?
イエス様がピラトに頼んだのでしょうか?そんなわけないですね?

これは偶然ではありません。

心の目の開けた者だけが気づくように、世の初めから計画されていたのです。

たまげた。

 


ちなみに一般のユダヤ人たちはアラム語(バビロン虜囚時代の名残り)を使っていたのでこの札を見ても読めませんでした。祭司長たちは気づいていながら(あるいは本当に気づいていなかったのかもしれませんが)、神の名によって遣わされた御子十字架にかけたのでした。

 

 

Joh 14:9  イエスは彼に言われた、「ピリポよ、こんなに長くあなたがたと一緒にいるのに、わたしがわかっていないのか。わたしを見た者は、父を見たのである。どうして、わたしたちに父を示してほしいと、言うのか。

 


The Epitaph on the Cross of Yeshua より
http://xwalk.ca/yhwh.html

 


おしまい。