終わりの日

誰も真面目に調べない終末論、聖書預言の考察

ハルマゲドンと第七の鉢の裁き

f:id:kani55:20170406190141j:plain

 

(追記171124

※いろいろ調べていたら大艱難時代後半の解釈の変更があったので合わせて以下をご覧ください。


黙示録の預言と色の話 その2
http://thedayofthelord.hatenablog.com/entry/2017/04/15/194606
黙示録の預言と色の話
http://thedayofthelord.hatenablog.com/entry/2017/02/25/212647
獣の国と龍の国
http://thedayofthelord.hatenablog.com/entry/2017/11/09/015148

 

追記終わり)

 


ハルマゲドンの戦いと呼ばれている箇所は七つの鉢の裁きの六つ目から始まり、集まった軍勢が再臨のイエスによって裁かれるところまでです。
16:12~(17、18章は挿入句)~19章の終わりまで

Rev 16:12 第六の者が、その鉢を大ユウフラテ川に傾けた。すると、その水は、日の出る方から来る王たちに対し道を備えるために、かれてしまった。
Rev 16:13 また見ると、龍の口から、獣の口から、にせ預言者の口から、かえるのような三つの汚れた霊が出てきた。
Rev 16:14 これらは、しるしを行う悪霊の霊であって、全世界の王たちのところに行き、彼らを召集したが、それは、全能なる神の大いなる日に、戦いをするためであった。
Rev 16:15 (見よ、わたしは盗人のように来る。裸のままで歩かないように、また、裸の恥を見られないように、目をさまし着物を身に着けている者は、さいわいである。)
Rev 16:16 三つの霊は、ヘブル語でハルマゲドンという所に、王たちを召集した。
Rev 16:17 第七の者が、その鉢を空中に傾けた。すると、大きな声が聖所の中から、御座から出て、「事はすでに成った」と言った。
Rev 16:18 すると、いなずまと、もろもろの声と、雷鳴とが起り、また激しい地震があった。それは人間が地上にあらわれて以来、かつてなかったようなもので、それほどに激しい地震であった。
Rev 16:19 大いなる都は三つに裂かれ、諸国民の町々は倒れた。神は大いなるバビロンを思い起し、これに神の激しい怒りのぶどう酒の杯を与えられた。
Rev 16:20 島々はみな逃げ去り、山々は見えなくなった。
Rev 16:21 また一タラントの重さほどの大きな雹が、天から人々の上に降ってきた。人々は、この雹の災害のゆえに神をのろった。その災害が、非常に大きかったからである。

つづく(長いので省略)

 

流れとしてはユーフラテス川が涸れて東から軍勢が集まってくる(第六の鉢)

大地震と雹によって諸国民の町々が崩壊する。(第七の鉢)

集まった軍勢がエルサレム?へ侵攻し、オリーブ山に再臨したイエスによって裁かれる。

 

ダニエル書では反キリストの最後について以下のように書かれています。
Dan 11:44 しかし東と北からの知らせが彼を驚かし、彼は多くの人を滅ぼし絶やそうと、大いなる怒りをもって出て行きます。
Dan 11:45 彼は海と麗しい聖山との間に、天幕の宮殿を設けるでしょう。しかし、彼はついにその終りにいたり、彼を助ける者はないでしょう。

 

この東と北からの知らせとは何の知らせでしょう?よい知らせでないことは確かですね。考えられるのは獣の国に対する反乱の知らせでしょう。
つまり東(東アジア諸国)と北から集まってくる軍勢が最初反キリストを倒すために集まってくるのでしょう。
もしこれがイスラエルの残りの者を倒すためであったらそんな大軍は必要ないはずです。しかもまだこの時点で再臨は起きていないわけですから、これは神の軍団と戦うために集まる軍勢ではないはずです。
もしこの時点(艱難時代の終わり)で大軍でないと太刀打ちできない全人類の敵と認識されている人物がいるとすれば、それは反キリストその人でしょう。

前にも書いた通り、もしかしたら、龍で象徴される人物も現れるのかもしれません。理由は黙示録16:13です。
Rev 16:13 また見ると、龍の口から、獣の口から、にせ預言者の口から、かえるのような三つの汚れた霊が出てきた。

 

ダニエル11:45では反キリスト(獣)は「海と麗しい聖山との間に、天幕の宮殿を設ける」とあります。
海はたぶん地中海、聖山はシオンの山でしょう。これらの間にあるのは? 
イスラエルの人口第2位の都市テルアビブがありますね~。

 

f:id:kani55:20170406191833j:plain

 

ゼパニヤ書によると、第二の町は……。
Zep_1:10 主は言われる、「その日には魚の門から叫び声がおこり、第二の町からうめき声がおこり、もろもろの丘からすさまじい響きがおこる。


イスラエルの住民はボツラ(ぺトラ)に逃げると預言されているので、イスラエルの町々には代わりに反キリストの取り巻き達が住むのでしょう。
その日にテルアビブに住んでる人たちはヤバイ人たちな可能性が大です……。

ちなみに黙示録11:8によるとエルサレムも似たような感じになりそうです。魚の門は神殿の丘の北西の門ですね。現存してるのかな??
Rev_11:8 彼らの死体はソドムや、エジプトにたとえられている大いなる都の大通りにさらされる。彼らの主も、この都で十字架につけられたのである。

f:id:kani55:20170406190650p:plain

 


Rev 17:16 あなたの見た十の角と獣とは、この淫婦を憎み、みじめな者にし、裸にし、彼女の肉を食い、火で焼き尽すであろう。
とあるように、反キリストの国はバビロンを滅ぼします。

これによって損失を受けた東の国々が、反乱を起こすのではないかと思われます。
おそらくエルサレムにいる反キリストとそのフォロワーに対して東と北から反乱軍がくると思われます。
東から来る王たちに日本は含まれないという解釈がありますがこれは希望的観測にすぎないと思います。(生き残ってる東の大国は全部くるんじゃないかと思います。)

※主の日にはすべての国民がエルサレムに攻め込んでくるからです。
Zec 14:1 見よ、主の日が来る。その時あなたの奪われた物は、あなたの中で分かたれる。
Zec 14:2 わたしは万国の民を集めて、エルサレムを攻め撃たせる。町は取られ、家はかすめられ、女は犯され、町の半ばは捕えられて行く。しかし残りの民は町から断たれることはない。

 

反キリストが平和を作る。

3年半後に邪悪になって自分を神だとし、エルサレムをとる。

だんだん居心地が悪くなって怒った人たちが反乱を起こしてエルサレムへ攻め込む。

これだと聖書のいろいろな終末預言箇所の記述を比較しても矛盾がないように思えます。自信ないですが!

 

サタンは自分に従う者たちにこの世の栄華を与えます。
今一番神から遠くて、この世の栄華を受けてる国はどこでしょうか?まあご想像にお任せします。

Mat 4:8 次に悪魔は、イエスを非常に高い山に連れて行き、この世のすべての国々とその栄華とを見せて
Mat 4:9 言った、「もしあなたが、ひれ伏してわたしを拝むなら、これらのものを皆あなたにあげましょう」。
Mat 4:10 するとイエスは彼に言われた、「サタンよ、退け。『主なるあなたの神を拝し、ただ神にのみ仕えよ』と書いてある」。

 


こう考えていくと最初は互いに争うために集まった獣と東の王たちの軍勢が再臨のイエスの軍勢を見て最後の同盟を結ぶって展開が考えられます。
Rev 19:19 なお見ていると、獣と地の王たちと彼らの軍勢とが集まり、馬に乗っているかたとその軍勢とに対して、戦いをいどんだ。


これらの軍勢はヨシャパテの谷(ケデロンの谷:神殿の丘のすぐ東側)で裁かれます。

ヨエル3:12-13 
Joe 3:12 もろもろの国民をふるい立たせ、ヨシャパテの谷にのぼらせよ。わたしはそこに座して、周囲のすべての国民をさばく。
黙示14:20
Rev 14:20 そして、その酒ぶねが都の外で踏まれた。すると、血が酒ぶねから流れ出て、馬のくつわにとどくほどになり、一千六百丁にわたってひろがった。

ゼカリヤ14:4-5
Zec 14:4 その日には彼の足が、東の方エルサレムの前にあるオリブ山の上に立つ。そしてオリブ山は、非常に広い一つの谷によって、東から西に二つに裂け、その山の半ばは北に、半ばは南に移り、
Zec 14:5 わが山の谷はふさがれる。裂けた山の谷が、そのかたわらに接触するからである。そして、あなたがたはユダの王ウジヤの世に、地震を避けて逃げたように逃げる。こうして、あなたがたの神、主はこられる、もろもろの聖者と共にこられる。


よくわからないのはこの時点でイスラエルの民はボツラ(ぺトラ)の岩山にいるはずなんですよね。ひょっとするとエルサレムで獣の国の奴隷にされる人たちが主を呼び求めるのかもしれませんね?


ハバクク3:3ではこうあります。
Hab 3:3 神はテマンからこられ、聖者はパランの山からこられた。その栄光は天をおおい、そのさんびは地に満ちた。〔セラ

テマン、パラン、いずれもエドムのあたりです。ぺトラの近くですね。
再臨の時にはぺトラ上空からオリーブ山に向かって主の軍勢が降りていくのかもしれませんね。

この辺が一番よくわからないですが、もっとよく聖書を調べたらわかるかもしれません~。いやーわからないですね~。皆さんも読んでみてくださいハルマゲドン。

 

 

Jer 51:7 バビロンは主の手のうちにある金の杯であって、すべての地を酔わせた。国々はその酒を飲んだので、国々は狂った。

 

 

おしまい。