イザヤ書17章とダマスカスの荒廃
最初の記事に書きましたがイスラエル国家の復活以来、2000年間停止していた聖書預言の歯車が再び動き出し、いくつかの預言が成就しています。(エゼキエル書36,37章、詩篇83篇の戦争預言など)
イザヤ書17章にはシリアのダマスカスについての預言が書かれており、イザヤの預言から2700年くらいたった今日、成就に向かっているといわれています。
Isa 17:1 ダマスコについての託宣。見よ、ダマスコは町の姿を失って、荒塚となる。
Isa 17:2 その町々はとこしえに捨てられ、家畜の群れの住む所となって、伏しやすむが、これを脅かす者はない。
シリアの首都ダマスカスは2500年以上もの間、都市として存在し、戦争に巻き込まれることはあっても人が住まなくなることはありませんでした。
今、シリア騒乱においてダマスカスは荒らされ、住民たちは徐々に難民となってこの地から離れています。
預言の通りならばダマスカスの住民はいなくなり、家畜の群れの住む場所となるでしょう。
あるいはシリア軍が反政府勢力を完全に駆逐して元の姿を取り戻すでしょうか?
今後の中東情勢が気になるところです。
以下の動画は少し前のダマスカスと現在のダマスカスの様子です。
消えちまったので別の動画を(笑)。この動画は2009年ごろですかね~。
クリスチャン・ワールドニュース28~イスラム教とシリアのクリスチャンの話題~
http://www.harvesttime.tv/message-station/tv-programs/middle-east-and-israel/view/29424192
シリアの難民の人たちは焼け出され、明日をも知れぬ毎日を送っています。彼らの平安をお祈りしましょう。
ところで、イザヤ書には終わりの日にシリアの人々に救いがあることが預言されています。
Isa 19:24 その日、イスラエルはエジプトとアッスリヤと共に三つ相並び、全地のうちで祝福をうけるものとなる。
この預言によるとシリアの人たちはイスラエル、エジプトと並んで神様の祝福を受けるようになるそうです。彼らの忍耐が報われる日が一日も早く来ますように。
追記:ダマスカスには大量の生物化学兵器(毒ガスなど)が貯蔵されてるそうです。
この毒ガスなどが「その町はとこしえに捨てられ」という預言を成就するものと考えられます。
↓参考記事
Amir氏の中東情報アップデート - 終わりの日
http://thedayofthelord.hatenablog.com/entry/2016/09/24/010934